日本事務器、情報セキュリティ対策製品 「S-Cop(エスコップ)シリーズ」を販売開始 ~文書ファイルの常時暗号化機能により、企業の情報漏えいを防止~
日本事務器株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 啓一、 資本金:3.6億円、略称:NJC)は、企業の情報管理に対する不安・問い合わせに対応するため、この度、セキュリティシステム、文書管理システムを開発・販売している株式会社マイクロフォーサム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:向井 一典、以下:マイクロフォーサム)(注1)と販売代理店契約を締結、同社開発の情報セキュリティ対策製品「S-Cop(エスコップ)シリーズ」を本日より販売開始いたします。
昨年から今年にかけての大型情報漏えい事件発生に伴い、各企業においては、情報管理に関するルールの見直しが急務となっております。情報漏えいのほとんどが業務委託先を含む内部からの流出であり、従来のアクセス制限や通信時のセキュリティ設定だけでは情報漏えいを防止できないことが認識され、文書ファイル単位での暗号化が必要であることが明らかになってまいりました。
こうした課題を解決するのが、マイクロフォーサムが独自に開発した「S-Cop(エスコップ)マジックペーパー(特許出願中)」によるマジックペーパー化です。「S-Copマジックペーパー」は、文書ファイルの暗号化を常に保つための安全機能です。一般的な暗号化の場合、編集時は暗号化ファイルを復号して平文(注2)に戻して行われるのに対し、マジックペーパー化された文書ファイルは、編集時も暗号化されているため、常に安全性を保つことができます。
今回の販売代理店契約は、全国をカバーする営業体制をもつNJCの営業力と、マイクロフォーサムの独創的な技術力を活かすことで、市場のニーズにお応えするものであります。
今回、NJCが販売開始いたします情報セキュリティ対策製品は、「S-Copマジックペーパー」をコア技術とした2製品で、販売目標は、初年度で2製品あわせて、2億円です。
主な製品の概要は以下の通りです。
1.S-Copセキュアキャビネット 販売価格:1クライアント 3,000円/月~
常時暗号化の文書管理システムです。ファイルを自動的に暗号化してサーバ領域に格納、ドラック&ドロップだけでファイル管理が可能です。
また、オプション機能により、暗号化の状態で、電子データの持ち出しができます。
文書管理システムとして、りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社共催「平成18年 第18回中小企業優秀新技術・新製品賞『優良賞』」を受賞いたしました。
2.S-Copポストマン 販売価格:1クライアント 2,300円/月~
機密性の高いデータを安全・確実に送信するシステムです。電子メールの添付ファイルを本文と切り離して、ポストマンサーバで保存、受信者は本文に指定されたアドレスにアクセスして添付ファイルを閲覧・保存します。
送信側も受信側も必要なものはWebブラウザだけです。
「S-Copマジックペーパー」4つの特長
1.暗号化のままファイルの閲覧や編集が可能
マジックペーパー化された電子データは、復号すること無く、閲覧・編集等が可能であり、平文の状態で発生する情報漏えいを防ぐことができます。
<安全性のポイント>
2.電子データごとにセキュリティ条件の設定が可能
マジックペーパー化された電子データは、閲覧回数・日数・期日の指定や閲覧PC台数・編集上書き保存・別名保存・印刷機能の制限が可能です。
3.誤送信防止機能
上記2の機能に加え、規定回数以上パスワードを間違えた場合、そのファイルは自動的に削除されます。
4.クライアントPCへのインストール不要
クライアントPCへインストールすることなく、高度なセキュリティを確保することが可能です。そのため、初めての方とも簡単に情報交換ができます。
「S-Copシリーズ」の詳細情報(株式会社マイクロフォーサムホームページ)
http://www.mfs.co.jp/products/
NJCは、1961年に誕生した国産コンピュータの販売・サポートを手がけて以来、コンサルティング・システム企画・構築・運用・保守など、全国をカバーする営業体制をベースに、中堅中小企業(SMB)のほか、ヘルスケア分野や文教分野など幅広い分野のお客様のICT活用に関わるトータルサポートを 行ってまいりました。
「S-Copシリーズ」製品を通じ「情報漏えい防止」、「著作権保護」の企業メッセージを発信し、企業の利益確保に貢献してまいります。
※本文中に記載されている会社名・製品名は、各社の登録商標または商標です。
以上
※注1:マイクロフォーサムについて
マイクロフォーサム株式会社は、1991年創業以来、磁気記録製品のアナログ複製防止技術からデジタル違法コピー防止技術、情報漏えい防止技術、暗号アルゴリズム技術、圧縮技術で時代のニーズにお応えしてまいりました。デジタル化中心の現在環境に合わせて、蓄積した経験と知識を活かして「マジックペーパー(DRM技術)」を開発いたしました。
日本の情報国家像を意識し、「安全と豊かな未来」の実現へ向けて、企業経営者、情報システム・ネットワーク担当者の皆様に、より高レベルのソリューションをご提案してまいります。
マイクロフォーサム詳細ページ:http://www.mfs.co.jp/index.php
※注2:暗号化処理がされていないそのままのデータのこと。
[本件に関するお問合せ先]
◆報道関係からのお問合せ先
経営企画部 広報担当/増田
IP電話 (050)3000-1501
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e-mail:staff@njc.co.jp
◆サービスに関するお問合せ先
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