お客様情報を含むノートパソコンおよび記憶媒体などの盗難について
お客様
関係各位
報道関係各位
この度、日本電気株式会社(以下NEC)の委託先として、システム保守業務を請負っていた弊社が、当該情報システムにおける新年度更新作業のためのお客様訪問作業後、ノートパソコンおよび記憶媒体が盗難に遭いました。内容物の精査を実施しましたところ、お客様の個人情報が含まれていることが判明いたしました。
お客様ならびに関係各位には、多大なるご心配とご迷惑をおかけすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます。
盗難の経緯
2008年3月31日(月)23:30頃、弊社西地域営業本部 システム統括部に所属するシステムエンジニアが、お客様先での作業終了後、宿泊先への途中で夕食をとるため立ち寄ったファミリーレストランの駐車場に駐車していました。
約1時間の食事の間に、ノートパソコンおよび記憶媒体が入っていたバックと私物が入っていたバックなどが車上荒らしによる盗難に遭いました。
事件発生後直ちに警察に連絡し、捜査が開始されましたが、現在発見に至っておりません。
当該ノートパソコン・記憶媒体に格納されていた個人情報の内容等
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ノートパソコン
メール(添付情報付き、個人情報含まれない)・パッケージシステムの開発情報など
*USBトークンとパスワードによるログイン制御とハードディスクの暗号化ならびに一定回数以上のパスワードトライによる起動不能により、パソコン内の情報を判読することは、困難と判断しております。 -
ポータブルハードディスク
パッケージシステムのデータ形式で保存され、専門家の知識を有する形式であるものの、暗号化およびパスワードによるアクセス制御はされておりません。
下関市立大学様の個人情報 総件数 約1万8,000件のデータが含まれておりました。
*個人情報取扱い特記事項の遵守を契約書に交わしています。特記事項には、持ち出す際の取り決めはなかったが、許可を取るべきであったと反省しております。
上記以外には個人情報は含まれておりません。 -
USBメモリ
暗号化、パスワード等によるアクセス制御は行われておりません。
パッケージシステム・ソースプログラムなどであり、個人情報は含まれておりません。
お客様への対応
事故発生後、該当するお客様に対しNECおよび弊社にて事故発生経緯のご説明とお詫びを実施し、お客様およびNECによる記者会見等もおこなって、関係各位への情報公開をいたしております。残念ながら現時点において盗難物は発見されておりませんが、個人情報が不正に使用された事実は確認されておりません。万が一、本件に関わる被害が発生した場合には、誠意を持って対応してまいります。
弊社では、お客様情報の保護ならびに取扱いについては個人情報に関する社内規定により十分注意して参りましたが、このような事態を招き、多大なるご心配とご迷惑をおかけすることとなりましたことを重ねてお詫び申し上げます。今回の事故を真摯に受け止め、今後これまで以上にお客様情報の保護を徹底し、再発防止に努めて参ります。
何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長 田中 啓一
[ この件に関するお問い合わせ ]
日本事務器株式会社 内部統制部コンプライアンスグループ
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