内部統制対応を含めたERP情報分析連携を強化「COREPlus qbic情報活用モジュール」を発売

 日本事務器株式会社(略称:NJC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 啓一、資本金:3億6千万円)と、株式会社エヌジェーケー(東証第二部 本社:東京都目黒区 代表取締役社長:谷村 直志、資本金42億2千万円)は、ERPシステム「COREPlus(コアプラス)」とデータ活用ツール「DataNature(データネーチャー)」の新バージョンに対応させた、「COREPlus qbic(コアプラスキュービック)情報活用モジュール」を発売、平成19年10月25日よりリリースを開始することとなりました。

「COREPlus qbic情報活用モジュール」について

 同モジュールは、NJCのERPパッケージ「CORE Plus qbic」にエヌジェーケーのBIソリューション「DataNature/E(エンタープライズ)」の基盤モジュールを組み込み「CORE Plus qbic」のデータベースから各種経営情報を抽出し分析を行うツールと、情報活用テンプレート集です。


 企業毎に異なる経営戦略策定に役立つ情報分析の視点を提供するためには、ERPパッケージが標準装備している統計資料だけでは不十分です。そのため、多くの企業では、ERPのデータベースからデータウェアハウスを構築しOLAPツール等で情報加工が行われてきました。しかし、こうしたデータウェアハウスの構築や情報検索には専門的な知識が必要であり、定型的に利用するデータも新たに準備しなくてはならず、立ち上げに期間と費用がかかるケースが多くなっていました。


 「COREPlus qbic情報活用モジュール」はこのような情報分析の課題を解決するソリューションとして、低コストで導入時からすぐに使える情報分析ツールと情報活用のテンプレート集をご提供します。今回は、従来の販売情報分析テンプレートに加えて、新たに会計情報分析テンプレートを開発・ご提供します。さらに情報活用環境におけるログの自動記録・ユーザ管理・アクセス制御機能を強化し内部統制整備を支援するソリューションとなっています。


 モジュールのライセンス価格は150万円から。中堅・中小企業向けに年間100本の販売を見込んでおります。

特徴

  1. COREPlus qbicデータベースからの情報抽出、分析用データ作成を自動化。
  2. 情報分析・活用のための200種類以上の情報活用テンプレート集を提供。テンプレートは販売情報分析テンプレート、会計情報分析テンプレートをリリース。
  3. 情報分析はボタン・ユーザ・インターフェース(特許取得)で簡単操作。
  4. 情報分析環境におけるログ自動記録・ユーザ管理・アクセス制御等の内部統制整備支援機能。

COREPlus qbicとは

 日本事務器が基幹業務システムにおけるノウハウを集大成し、導入社数1300社のERPパッケージ「COREPlus」をベースに内部統制機能を強化し、業界ごと特有の機能を取り込み、最新ITに対応した新バージョンが「COREPlus qbic」です。「経営管理」と「業務運用」のバランス、業務遂行及び管理水準向上のためのビジネスプロセスの提供、充実したサポートが特徴です。平成18年8月リリース。前シリーズからの累計販売数は2500セット。

DataNature/Eとは

 DataNatureは、エヌジェーケーが国内および欧米で取得したオリジナル特許(操作ボタンの自動生成、検索および表示に関する一連の特許)を全面的に実用化することで、既存のデータから操作用ボタンを自動生成し、プログラムを一切必要とせずにOLAP等に代表されるデータ分析の最新機能(スライス&ダイス、ドリルダウン等)をボタン選択だけの簡単な操作で自在に使うことができるようにした画期的なソフト。平成8年5月にスタンドアロン型、平成14年1月にはクライアントサーバー型(DataNature/E)をリリース。クライアントサーバー型の最新バージョンは、内部統制に対応してセキュリティ機能を強化し、取扱データ件数を大幅に拡大した「DataNature/E ver.3」(平成19年7月発売)。


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日本事務器株式会社
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