日本事務器がエヌジェーケーとERP情報分析で提携「CORE Plus情報活用モジュール」を発売

 日本事務器株式会社(略称:NJC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 孝一、資本金:3億円)は、株式会社エヌジェーケー(東証第二部 本社:東京都目黒区 代表取締役社長:谷村 直志)の協力を得て、ERPパッケージ「CORE Plus(コアプラス)」の「情報活用モジュール」を発売、平成15年4月よりリリースを開始することとなりました。

「CORE Plus情報活用モジュール」について

 同モジュールは、ERPパッケージ「CORE Plus」に株式会社エヌジェーケー製BIソリューション「DataNature/E(エンタープライズ)」の基盤モジュールを組み込み「CORE Plus」のデータベースから各種経営情報を抽出し分析を行うツールと情報活用テンプレート集です。

 企業毎に異なる経営戦略策定に役立つ情報分析の視点を提供するためには、ERPパッケージが標準装備している統計資料だけでは不十分な場合があります。そのため、ERPのデータベースから別途データウェアハウスを構築しOLAPツール等での情報加工が行われてきました。しかしデータウェアハウスの構築や情報検索に専門的な知識が必要になったり、標準的な情報活用のビューまでも新たに構築しなくてはならず、立ち上げに期間と費用がかかることも考えられます。「CORE Plus情報活用モジュール」はこのような情報分析の課題を解決するソリューションとして、低コストで導入時からすぐに使える情報分析ツールとビュー・ライブラリをご提供します。モジュールのライセンス価格は150万円からとなります。中堅・中小企業向けに年間100本の販売を見込んでおります。

特徴

  • CORE Plusデータベースからの情報抽出、分析用データ作成を自動化。
  • 情報分析・活用のための100種類のビュー・ライブラリ(テンプレート)を提供。
    テンプレートは当初販売情報をリリース、順次財務・人事情報等を追加予定。
  • 情報分析はボタン・ユーザ・インタフェース(特許取得)にて簡単操作。

CORE Plusとは

 CORE Plusは日本事務器が基幹業務システムにおける40年にわたる全国約1万3000社のサポート実績とノウハウを集大成し、機能、IT、導入手法及びサポート体系をパッケージ化した中堅企業向け国産ERPパッケージです。「経営管理」と「業務運用」のバランス、構成システム間の情報共有による高度なキャッシュ・フロー関連機能、充実したサポートが特徴です。平成13年4月1日リリース以来800本の販売実績です。

DataNatureとは

 DataNatureは、NJKが国内および米国で取得したオリジナル特許(操作ボタンの自動生成、検索および表示に関する一連の特許)を全面的に実用化することで、既存のデータから操作用ボタンを自動生成し、プログラムを一切必要とせずにOLAP等に代表されるデータ分析の最新機能(スライス&ダイス、ドリルダウン等)をボタン選択だけの簡単な操作で自在に使うことができるようにしたソフトです。

[ この件に関するお問い合わせ ]

日本事務器株式会社
経営企画部 広報担当
(e-mail:staff@njc.co.jp)
[IP-TEL]050-3000-1501