中部労災看護専門学校様
学生との距離を縮め、教職員の負担も軽減── Phollyが支援する、これからの看護教育


今回は愛知県名古屋市の独立行政法人労働者健康安全機構 中部労災看護専門学校さまにお話をお伺いし、その内容をまとめました。これからPhollyの導入を検討されている皆さまにとっても、今回の事例が活用イメージを広げる一助となれば幸いです。ぜひご参考ください。
Pholly導入前に感じていた課題や悩み
お客さまにお伺いした、Pholly導入前に感じていた課題は以下のとおりでした。
- アンケートの作成や集計が手作業中心で、時間も手間もかかっていた
- レポート課題をもっと簡単・柔軟に出せるようにしたい
- 授業資料やレポート課題を紙で作成・配布していたため、紙代や印刷代などのコストが気になっていた
- 実習中の学生と会う機会が限られ、コミュニケーションが取りづらかった
Phollyのさまざまな機能を活用されている方々から回答をいただいたことで、感じている課題も、それぞれの利用状況や立場によって多様であることが分かりました。
Pholly導入で変わったこと
実際にPhollyを導入された結果、得られたメリットや従来とは変わったことをヒアリング結果からまとめました。
①学生の発表を聞きながら資料を確認できるようになった
中部労災看護専門学校さまでは、Phollyのグループワーク機能を活用し、学生が発表資料を事前にグループ内へアップロードする運用を行いました。これにより、発表中に他の学生が同じグループ内の資料を確認しながら発表を聞くことができ、資料を手元で見ながら内容を把握できるようになりました。この点について、「非常に便利だった」との評価をいただいています。

②アンケートの作成、集計が楽になった
これまで手作業で行っていたアンケートの作成や集計を、Phollyのアンケート機能によってオンライン化しました。その結果、作業時間や労力が削減され、従来に比べて圧倒的な省力化を実現できました。

③レポート課題の作成が簡単になり、学外でも確認できるようになった
学生の学習到達度を把握するうえで、レポート課題は非常に有用だと感じていたものの、これまでの運用では十分に活用する機会を設けられていませんでした。Pholly導入後は、システム内のレポート機能を活用することで、レポート課題の作成がとても簡単になり、必要に応じて柔軟にレポート課題を出せるようになったとのことです。
また、教員が学外にいる場合でも、Pholly上で提出されたレポートを確認できるため、場所を問わずタイムリーにコメントを返すことができ、とても役立っているという声をいただいています。
④紙で作成していたレポート課題や授業資料などのコスト削減につながった
これまでレポート課題や授業資料は紙で作成・配布していましたが、現在はPhollyを活用し、内容や情報の性質に応じてデジタル化を進めています。
その結果、紙代や印刷代といったコストの削減にもつながっています。
導入してみて感じた意外なメリット
当初の期待に加えて、Phollyを導入したことで見えてきた“意外なメリット”についてもお伺いしました。ヒアリングを通じて、2つの意外なメリットが明らかになりました。
①校外学習における学生の学習状況が確認できるようになった
カリキュラムの中には、臨床体験を目的とした校外実習が含まれています。実習期間中は登校しないため、学生と学校との接点が少なくなり、直接会って話す機会が限られてしまいます。
そこで、Phollyのグループワーク機能を活用することで、実習期間中でも学生と緊密な連絡を取りやすくなったとのことです。実際には、メッセージアプリ「LINE」のグループLINEのような感覚で使って頂き、学生とのコミュニケーションのハードルが下がったという声も寄せられました。
②学生が困っていることに対してタイムリーに対応できるようになった
前述のグループワーク機能の活用をさらに発展させる形で、学生が抱える困りごとに対して、学校や教員がタイムリーに対応しやすくなったとのことです。困りごとへの対応は、やはり早ければ早いほど効果的です。Phollyを活用することで、物理的な距離にとらわれることなく、学生が不安や悩みを打ち明けた際に、すぐに返信や対応ができるようになりました。その結果、学生一人ひとりに寄り添った、よりきめ細かな教育支援の実現につながっています。
今回の事例を通して
今回は、教育内容のさらなる充実を目指し、オンライン授業の質的向上を目的としてPhollyを導入された中部労災看護専門学校さまの事例をご紹介しました。
双方向性を重視したPhollyの各種機能を効果的に活用することで、学校と学生との物理的な障壁を取り払い、円滑なコミュニケーションと学習支援を実現された点が大きな特徴です。オンラインでの教育に取り組む他の教育機関にとっても、参考になれば幸いです。
お客様プロフィール
独立行政法人 労働者健康安全機構
中部労災看護専門学校
〒455-0018愛知県名古屋市港区港明一丁目10番5号
TEL:052-652-3775
URL:https://www.chubuk.johas.go.jp/
※ 取材日時 2024年12月23日
※ 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞および製品名等は、閲覧時に変更されている可能性があることをご了承ください。