2019年11月12日(火)~11月14日(木) 10:00~18:00に開催された Library Fair&Forum 第21回図書館総合展に出展いたしました!
今回は大学図書館情報システム「ネオシリウス」「ネオシリウス・クラウド」の他、産学連携で制作した「オリジナル読書手帳」、読書レビューアプリ「BOOK MARRY(ブックマリー)」も参考としてブースに出品いたしました。また、「ネオシリウス・ユーザー・フォーラム2019」を11月14日(木)に開催し、「ネオシリウス」「ネオシリウス・クラウド」の全国のユーザー様と有意義な交流を行いました。
図書館総合展の運営事務局が実施している「図書館業界に関心をもつ学生のための展示ブースツアー」では、今年も訪問先に指定いただき、多くの学生の方々に足を運んでいただくことができました。
十文字学園女子大学様との産学連携プロジェクトは2019年で7年目を迎えました。今年は企画・監修を十文字学園女子大学様、デザイン・編集作業をcoffca株式会社様、監修・発行元としてNJCがそれぞれ担当し、3者合同で「オリジナル読書手帳」を制作しました。
読書の履歴活用といった観点に着目し、レビューを主体にしたスマートフォンアプリ「BOOK MARRY」も同時に展示することにしたところ、私たちの予想を超える反応がありました。ブースにお越しいただいた100名の方に、手帳とアプリを比較したアンケートを実施したところ、なかなか興味深い結果となりましたので一部ご紹介いたします。
・年齢性別を問わず、9割以上の回答者が何らかの形で読書記録を残したい、残すことが有用だと考えている
・読書手帳とアプリのどちらが好みかというと、全体では55:45で手帳がやや優勢だが、学生に限定すると40:60でアプリが人気である
・手帳派、アプリ派はそれぞれどちらも「手軽だから」という理由で支持している など
手帳はNJCの図書館情報システム「ネオシリウス」シリーズとも連携しており、レシートプリンターから本の書誌情報をラベルシールとして印刷ができます。書名や著者名をわざわざ手で書かなくても、シールを貼るだけで済んでしまいます。カウンターにプリンターを置けば図書館に足を運ぶきっかけにもなるということで、図書館総合展では高評価をいただいたポイントとなりました。
このオリジナル読書手帳を見に、今までNJCではあまりご縁のなかった学校司書、公共図書館の職員の方々が多く立ち寄ってくださいました。読書手帳を共同制作した十文字学園女子大学の学生、coffca株式会社様によるブース内発表もあり、会期中は大変賑わいました。実は部数限定で配布もしていたのですが、希望者が殺到し2日間で配布が終了してしまったほどです。配布終了後も「販売はしていないのか」というお問い合わせを多くいただき、NJCとしても新たな方向性が感じられた図書館総合展となりました。
そもそも何故スマートフォン最盛期の今、あえてアナログな読書手帳を作ろうと思ったのか。今回の産学連携に参加していただいた4名の学生さんが春からどのような活動を行い、どのように手帳を考案していったのかというお話は、改めて別の記事としてアップいたします。そちらもぜひご覧ください。
ご多忙の折、一緒に盛り上げてくださったユーザーの皆様、足を運んでくださった皆様に心より御礼申し上げます。来年も有意義な展示会となるよう企画してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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日時 | 2019年11月12日(火)~11月14日(木) 10:00~18:00 |
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会場 | パシフィコ横浜 |
主催 | 図書館総合展運営委員会 |
入場料 | 無料 |
関連サイト | 「Library Fair & Forum 第21回 図書館総合展」公式ホームページ |
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